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InvisaLife - 目立たずに美しく矯正ができるインビザラインの総合メディア/インビザラインの種類

インビザラインの種類

ここでは、インビザラインの特徴を簡単におさらいし、どのような種類があるのか、それぞれの特徴について説明していきます。

インビザラインとは

アメリカ発症のマウスピース矯正

インビザラインは、アメリカのアライン・テクノロジー社が開発したマウスピース型矯正装置です。世界中で約1000万人以上の症例実績があり、目立たない矯正という特長が、多くの患者さんから支持されています。

ポリウレタンのアライナーを使用

インビザラインのマウスピースは「アライナー」という名称で呼ばれ、薄くて透明なポリウレタンでできています。ほかの矯正方法と比較して、あまり強い力を加えないため、痛みや違和感が少ない傾向にあります。

オーダーメイド

インビザライン治療は、専用のコンピュータシミュレーションを基に治療計画を立てます。また、同時に患者さんの希望や、さまざまな検査結果を踏まえて歯科医師が、患者さん一人ひとりの治療計画をたてていく、オーダーメードの治療を実施しています。

3D治療計画ソフトを使用

インビザラインでは、メーカーであるアライン・テクノロジー社が開発した3D治療計画ソフトを使用することも可能です。このソフトを使用することで、最終的な歯並びの位置がシミュレーションできて、おおよその治療期間もわかります。

インビザラインシステムの種類

インビザラインは、透明なマウスピースで歯並びを矯正する治療法で、目立ちにくい矯正として知られています。ただ、インビザラインと言っても、7つの種類があり、患者さん一人ひとりの症状に合わせてプランを選択します。どの種類にするかなどの治療計画は、費用や期間、治療の精度などを比較検討し、歯科医師と相談しながら決定します。この章では、それぞれのプランの特徴や違いについて詳しくご紹介します。

インビザライン早見表

適した症状適応範囲対象年齢マウスピースの枚数・対象の部位治療期間その他
インビザライン・コンプリヘンシブ全体の矯正重度の不正咬合までカバー成人無制限ですべての歯2~3年多くの症状に対応可能
インビザラインGo部分矯正前歯の軽度不正咬合成人20枚で前歯上下各10本半年~1年前歯に特化
インビザライン・モデレート全体の矯正中等度の不正咬合成人26枚ですべての歯1年~2年抜歯が必要など重度でない全体矯正に適す
インビザライン・ライト部分矯正後戻りや軽度の不正咬合成人14枚ですべての歯最大5か月追加2回
インビザライン・エクスプレス部分矯正後戻りや軽度の不正咬合成人7枚で前歯上下各8本3か月~4か月追加1回
インビザライン・ティーン全体の矯正10代の不正咬合10代 11歳から16歳くらい(例外もあり)無制限ですべての歯1年~2年歯の生え変わり中でも治療可能
インビザライン・ファースト全体の矯正第一期治療8歳から10歳くらいの第一期治療無制限ですべての歯半年~2年第一期治療に限る

インビザライン・コンプリヘンシブ(旧インビザライン・フル)

インビザライン・コンプリヘンシブとは、かつて「インビザライン・フル」の名で呼ばれた矯正システム。大臼歯を含めた歯列全体を治療できる「全顎矯正」ができる矯正方法で、28本すべての歯を動かすことができます。ほかのインビザラインはアライナー(マウスピース)の最大枚数が決まっていますが、「インビザライン・コンプリヘンシブ」には枚数制限がなく、さまざまな症例に対応することができます。

治療期間は2~3年程度とやや長めになりますし、そのぶん治療費も高くなりますが、奥歯を含む歯列全体をじっくり矯正していきたいという場合は、このインビザライン・コンプリヘンシブがもっとも適しています。下記で解説するインビザラインGoは価格が安いですが、奥歯を動かせないので、限定的な症例にしか対応できないというデメリットがあります。ご自身の症状によって適切なマウスピースがありますので、インビザラインを専門とする医師に相談することをおすすめします。

インビザラインGo

インビザラインGoは、奥歯を除いた前歯の治療に特化した部分矯正の装置です。治療に使用するアライナー(マウスピース)の最大枚数は20枚で、中切歯から小臼歯までの上下各10本が治療の対象となります。治療期間が半年から1年弱と短く、部分矯正であるため費用はその他の種類と比べても比較的安価という特徴があります。矯正医以外の歯科医でも施術でできる矯正システムですが、公式サイトの治療実績などを確認してからクリニックを選ぶというのも、ひとつの方法です。

インビザライン・モデレート

インビザライン・モデレートは、マウスピースを26枚まで作成できる矯正治療オプションです。歯列やかみ合わせの状態が軽度から中程度であれば、マウスピースの枚数を制限したプランを選択することで、治療期間や費用を抑えられるでしょう。お口の状態によってプランが適応できるかどうかが決まるため、誰もが利用できるわけではありませんが、柔軟な選択が可能になる点は大きな魅力です。「ミドルプラン」などと名付けられる場合もあるため、詳細は通院する歯科クリニックに確認してみてください。

インビザライン・ライト

インビザライン・ライトはインビザライン治療のひとつであり、比較的嚙み合わせや歯列の状態が良い方に適したタイプです。動かせる歯牙の位置についてはインビザライン・フルと同様ですが、ステージ数の上限が「14枚」までに設定されている点が特徴となります。また、追加についても2回までとなっていることから、状態が悪い方がこのプランを選択すると、適切な治療にならないでしょう。一方で、隙間がある歯を閉じる程度であれば、インビザライン・フルと比べて治療期間や費用を抑えられるためおすすめです。

インビザライン・エクスプレス

インビザライン・エクスプレスは、非常に適応が限定されるインビザラインのプランです。特徴は、何といっても規模の小ささ。ステージ数の上限はわずか「7」となっており、追加も1度のみとなります。基本的には矯正後の後戻り防止策として用いられることが多いプランであり、治療期間も一年以内と非常に短く済む点がポイントです。注意点として、非常にわずかな期間の治療となるために、大々的な矯正治療には適さず、採用する歯科クリニックも少なめとなります。

インビザライン・ティーン

インビザライン・ティーンは、10代の方であってもできるマウスピース矯正治療です。透明なマウスピースを使用することで矯正器具を目立たせず、思春期のデリケートな時期に他人から目立たない矯正が可能になるでしょう。

インビザライン・ファースト

インビザライン・ファーストとは、6歳から始めることが可能なマウスピース矯正治療です。インビザライン・ティーンよりも早い時期から始められる点が特徴であり、成長に合わせた不快感の少ない矯正が可能になります。

自分に適したインビザライン治療を受けよう

インビザラインはさまざまな種類があり、患者様の歯の状態によって適したものは異なります。もし適さない治療を選択してしまうと、思うような成果が見込めなくなるでしょう。まずは歯科クリニックで歯科医師にしっかり症状を見てもらったうえで、適したインビザラインを提案してもらうようにしてください。

下記のページではインビザラインの疑問にお答えしていますので、参考にしてください。

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