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InvisaLife - 目立たずに美しく矯正ができるインビザラインの総合メディア/インビザラインの疑問にお答えします/その他のトラブルは?

その他のトラブルは?

他に考えられるトラブルについて

インビザライン矯正にまつわるさまざまな疑問や質問にお答えしてきましたが、他にもよく聞かれるトラブルについてご紹介していきます。

トラブル1.アライナーを紛失してしまったのですが…

インビザライン矯正で使用するアライナーと呼ばれるマウスピースは、一人につき平均70~80個ほど作成します。クリンチェックに沿って使用するマウスピースの交換時期を決めているため、もし失くしてしまったら…と不安に思う方も多いようです。

紛失してしまった場合は、かかりつけのクリニックにすぐに連絡をしましょう。患者さんの状態に応じて、次のアライナーに進むか、作り直すかを判断してくれます。仕上がりに影響が出るので、自己判断は絶対NG。個人で判断しないで、必ず担当医に相談しましょう。

インビザライン矯正をしている人に多いのが、食事の前にマウスピースを外し、ティッシペーパーに包んでおいて、誤って捨ててしまったというもの。紛失を防ぐために、インビザラインを外した際は専用のケースにすぐ入れることを習慣づけておきましょう。

トラブル2.なんとなく活舌が悪くなった気がします

なにも装着してない状態に比べると、インビザラインを使うと活舌は悪くなります。マウスピースをはめていると、舌がマウスピースにあったたり、前歯が浮いているように感じたりと、発声しづらい場合があります。

また、口が乾きやすいといったことも起こります。すると余計に話しづらくなるでしょう。

一番の改善策はマウスピースに慣れてしまうこと。こういった症状はインビザラインを始めたばかりの時期に起こることですが、自然とラクに発声できるようになります。大体の患者さんは1週間程度で慣れるようです。もし、接客業や司会業など人前で話す職業なら、長時間でなければ外すのもひとつの対策です。

トラブル3.アライナーがなかなか外せません

インビザラインを始めたばかりで、外すことが難しいと感じる患者さんは少なくありません。中には歯が取れてしまうのでは…と心配される方もいます。しかし、それはないので安心してください。

ただし、爪が伸びていたり、女性でネイルアートをしている患者さんの中には、アライナーを外すときに爪が割れてしまったという声も。そういう場合は、外す際の補助器具を使いましょう。

イージーリフトと呼ばれるもので、先がかぎ針のように曲がった形状をしています。この先端をインビザラインの淵に引っ掛けるとインビザラインが浮くので、簡単に取り外しできます。先端は尖っていないため歯茎を傷つける心配もありません。ぜひ活用してみてください。

トラブル4.リンガルボタンが外れてしまいました

リンガルボタンは、顎間ゴムをかけるために歯に固定する突起のことです。このボタンが外れることがありますが、放置すると歯の動きに影響が出ますので、早めに歯科クリニックで対処しましょう。来院が難しい場合は、応急処置としてマウスピースに切れ目を入れ、ゴムを引っ掛けて使用する方法もあります。しかし、外れてしまった場合には、まず、電話などで必ず歯科医師に相談するようにしましょう。

トラブル5.口内炎ができてしまい痛いです

インビザラインのマウスピースが原因で口内炎になることは非常に稀ですが、装着時に先端が尖っている場合には発生することがあります。この場合、口内炎による違和感や痛みが生じることがあります。多くのケースでは製造不良によるものなので、もし、そのような症状が出た場合は、歯科クリニックでの調整が必要になります。

トラブル6.歯茎が下がった気がします…もとに戻りませんか?

インビザラインを含む矯正治療でよくあるトラブルの一つが歯茎が下がり、歯根が露出してしまうことです。歯は顎の骨に埋まっており、矯正器具で徐々に移動させますが、過剰な力や骨が移動に追いつかないと、歯根が露出することがあります。特に下の前歯に多く、知覚過敏や見た目の悪化が生じることがあります。原因には、治療計画の不具合やマウスピースの装着スキップが含まれます。歯根露出は改善が難しく、対策としては慎重に治療計画を立てることです。

トラブル7.歯並びがもとに戻ってしまいました

矯正治療をしたあとに歯並びが戻ってしまうことを「後戻り」といいます。この現象はインビザラインだけではなく、歯列矯正全般で見られます。そのため、矯正治療が終わっても、リテーナーという器具を症状によりますが、数年間装着する必要があります。リテーナーの装着を怠ると、歯並びがもとに戻ってしまう可能性が高くなります。

まとめ

ご紹介してきたようにインビザライン治療では、いくつかのトラブルが考えられます。トラブルを未然に防ぐためには、マウスピースを適切に管理・着脱すること、治療後には保定期間があるため守ること、違和感を感じたら医師に相談すること、そして、インビザラインの経験が豊富なクリニックを選ぶことが大切になります。

インビザラインにまつわる疑問・質問をまとめていますのでぜひ参考にしてください。

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