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InvisaLife - 目立たずに美しく矯正ができるインビザラインの総合メディア/インビザラインの疑問にお答えします/インビザラインのデメリットは?

インビザラインのデメリットは?

きちんと知っておきたい!
インビザラインのデメリット

インビザライン矯正はメリットばかりがクローズアップされますが、デメリットもあります。リスクを回避してインビザラインを正しく使うためにも、デメリットについてしっかり知っておきましょう。

デメリット1.歯が思うように動かない、整わない

インビザライン矯正のメリットの1つでもある、自分でマウスピースを自由に取り外しできること。いつでも丸洗いでき清潔さが保てます。しかし、これがデメリットにもなり得ます。

インビザライン矯正では1日20時間以上マウスピースを装着する必要があります。そうしないと計画通りに歯が移動しない、キレイな歯列にならないといったことが起こります。患者さん自身の自己管理が重要なので、装着する時間が少なかったり、マウスピースを頻繁に外したりすると、治療期間が長引くばかりか望むような結果が得られません。

デメリット2.歯磨きを怠ると虫歯や歯周病になりやすい

飲食時にはアライナーを外すように指導されます。マウスピースをはめたまま口に入れていいものは、水か白湯のみ。今話題のフレーバーウォーターは無色透明ですが、味や香りをつけるため糖分も多く入っています。アライナーを装着したまま糖分が入った飲料水を常飲していると、マウスピースの中に入り込んで、歯を溶かしてしまいます。また細菌が繁殖するだけでなく、プラークと結びついて虫歯や歯周病といったトラブルを引き起こしてしまうことに…。

唾液には洗浄作用や歯を再石灰化する作用がありますが、マウスピースで覆われているため唾液のいい作用が受けられません。そのため、虫歯などのトラブルが起こりやすくなってしまいます。

アライナーの使用方法は守り、いつも以上に口腔内を清潔に保てるよう食事後の歯磨きを徹底して行いましょう。

デメリット3.インビザライン矯正に適さない症例もある

透明で目立たないのがメリットのインビザライン矯正は、どんな症例でも適応できるわけではありません。

例えば抜歯が必要なケース。抜歯をする症例はすべて適さないというわけではなく、歯根の移動距離が長くなる場合には適しません。アライナーでは少しずつ歯を移動させていくため、歯根の移動距離が長くなるとその分時間がかかるのです。移動させる距離が長い場合は、インビザラインよりも移動させる力が強いワイヤー矯正のほうが適していると言えます。

出っ歯や受け口といった噛み合わせに問題がある場合も、歯の移動距離が大きくなります。合うか合わないかは人それぞれ症状や重症度は違いますので、医師の診察で判断してもらいましょう。

デメリット4.マウスピースの適切な管理が必要

インビザラインではマウスピースを使用しますが、これは自分で管理しなければなりません。食事をするときは外す必要がありますので、なくさないようにする必要があります。また、歯磨きのときにも外して、マウスピースの汚れも落とします。そして、何より重要なのは決められた期間でマウスピースを交換することです。これを怠ってしまうと、矯正治療に支障が出ることがあります。

デメリット5.アタッチメントで傷つく場合がある

アタッチメントとは、歯の表面に付ける小さな樹脂で、インビザラインのマウスピースをしっかりと固定して矯正力がしっかりとかかるようにする役割があります。しかし、このアタッチメントが歯列の状態や装着位置によっては口腔内を傷つけてしまうこともあります。また、マウスピースの取り外しのときなどは、痛みを感じることもあります。

重要なのは歯科医師選び!

ご紹介してきたようにインビザライン治療には、メリットだけではなく、デメリットもあります。デメリットだけを見ると、制約が多い治療だと思うかもしれませんが、どの治療にもメリット・デメリットが存在します。重要なのは、自分に合った治療かを検討することです。

自分にあった治療かを見極めるために専門の医師に相談してください。自分の歯の状態やリスクについてきちんと教えてくれるドクターを選びましょう。インビザライン矯正は万能ではないので、症状が重い人(例えば、重度の顎関節症、骨格や噛み合わせに問題があるケース)や抜歯しなければならない人は、ワイヤー矯正の方が向いている場合があります。

歯や顎の状態は人によって異なるので、正しい判断をしてくれる医師選びが重要になります。知識や経験、クリンチェック(治療計画)が合わなくなった際にリカバリーできる技量を持っている医師であれば、希望の歯並びを実現できるでしょう。

下記のページではインビザライン矯正に向いている人やメリットについて解説していますので、治療を選ぶ参考にしてください。

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