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InvisaLife - 目立たずに美しく矯正ができるインビザラインの総合メディア/インビザラインの疑問にお答えします/歯磨きはどうすれば良い?

歯磨きはどうすれば良い?

インビザライン矯正時の毎日の歯磨き

インビザライン矯正では、いつも以上に歯磨きが大切になります。

磨き残しがあったりすると、マウスピース内で細菌が繁殖して虫歯や歯周病のリスクが高まります。毎食後、しっかり歯磨きをしましょう。間食をしたり、甘い清涼飲料水などを飲んだ後も、虫歯や歯周病リスクを回避するためにもしっかり歯磨きをしてください。

マウスピースを付けていると唾液が行きわたりにくくなり、ただでさえ虫歯になりやすい状態です。

常に口腔内を清潔に保つことを心がけましょう。歯科衛生士から歯ブラシ指導を受けたり、磨き残しがないよう効果的な歯磨き方法を実践するのが大切です。

アライナー(マウスピース)の洗い方

マウスピースの表面にも汚れはついてしまうので、最低でも1日1回はブラッシングをします。

アライナーを取り外す際は少しずつ

力を入れて無理に外そうとすると、破損や変形の原因になります。奥歯のほうから左右に少しずつ浮かせて取り外しましょう。

歯磨きで優しく磨く

歯と同じように、歯磨き粉を使って歯ブラシで磨きます。力を入れてゴシゴシこするのはアライナーの破損や変型につながるためご法度。マウスピースの内側を歯型に沿ってゆっくりと歯ブラシを動かし、磨き終わったら十分にすすぎます。

それでも汚れが気になる場合は、アライナー専用の洗浄剤もあります。アライナーが浸かる程度のぬるま湯(20~40度)に洗浄剤のタブレットを入れ、アライナーを浸けるだけ。10分程度で洗浄が終わるので、取り出して水ですすいだら終了です。煮沸消毒をすると変形してしまうので、熱湯には入れないでください。

必ず専用ケースで保管する

磨き終わったら、専用ケースで保管します。そのまま置いておくと不衛生なのはもちろん、誤って破損したり、捨ててしまったりしかねません。特に外食をする際に専用ケースを忘れて、ティッシュに包んでいたら捨ててしまった、という人も多いのだそう。専用ケースは外出するときにも持ち歩いておくと安心です。

マウスピースを洗うときの注意事項

お湯はNG(変形の原因になる)

インビザラインのマウスピースを洗浄するときには、必ず水かぬるま湯でおこなうようにしてください。マウスピースは薄いプラスチックでできていますので、高温のお湯では変形してしまうためです。おおよそ40℃以下であれば変形することはありません。特に冬場に洗浄するときには温度に気をつけてください。

やわらかい歯ブラシを使う

マウスピースの洗浄で歯ブラシを使用する場合には、柔らかい毛質のものを選んでください。硬い毛質の歯ブラシを使用すると、マウスピースに傷がついてしまうことがあります。

歯磨き粉はNG(専用洗浄剤を使う)

マウスピース洗浄の際には歯磨き粉、特に研磨剤が入っているものを使用しないでください。研磨剤がインビザラインの表面に傷をつけ、そこに細菌が溜まりやすくなり、口臭の原因につながります。歯磨きのときに歯磨き粉でマウスピースも磨こうと考える方もいますが、微量でも傷つける可能性があります。水洗いなどで汚れが取れない場合には、専用の洗浄剤を使用してください。

アルコール消毒NG

アルコールは、さまざまな物質に影響を与えます。インビザラインのマウスピースはポリウレタン製で、アルコールの影響を受けやすい特徴があります。そのため、アルコールで消毒をしようとすると、変形する可能性があります。必ず水かぬるま湯、または専用の洗浄液で洗うようにしてください。

どうしても歯磨きができないときの対処法

口の中をよくすすぐ(マウスウォッシュを使う)

歯磨きができない場合でも、口腔内の衛生を保つために必ずメンテナンスを実施しましょう。一つの方法としては、マウスウォッシュなどで口の中をすすぐことが推奨されます。また、歯磨きシートなどを使用することも考えられます。

歯と歯の間の汚れを落とす
(つまようじ、歯間ブラシ、デンタルフロスを使う)

爪楊枝や歯間ブラシ、デンタルフロスなどを使用して、歯間の汚れを取る方法も考えられます。歯間に汚れがあると、マウスピースが完全にはまらないことがあります。また、食べかすが貯まることで、口腔内の状態が悪くなりますので、できるだけ取るようにしてください。

歯磨きをせずに
マウスピースを着用するリスク

虫歯や歯周病になる可能性がある

インビザライン治療の特徴として、長時間マウスピースを装着する必要があります。そのため、歯が唾液に触れにくくなり、その結果、口腔内の細菌が繁殖して虫歯や歯周病のリスクが高まることになります。このような状況で歯磨きをせずにマウスピースを装着すれば、さらに虫歯や歯周病のリスクが高まってしまいます。

口臭の原因になる

歯磨きをしないでマウスピースを装着し続けると、前述のように歯が唾液に触れなくなることもあり、口腔内で細菌が増殖して口臭の原因となります。口臭は自分ではわかりにくいので、歯磨きなどのメンテナンスを日頃から実施しておく必要があります。

まとめ

インビザライン治療中はマウスピースもお口の中も清潔に保つことが大切です。メンテナンスを怠ると、虫歯や歯周病のリスクが高まり、口臭などの原因にもなります。さまざまなトラブルを防ぐために、適切なケアを習慣づけましょう。

以下ではインビザラインのさまざまな疑問をまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

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